漢方薬の専門店 e-和漢堂 > コラム > 気を節約する
コラム

気を節約する

「気」の不足は不妊の原因にもなります。

元気、活気などといいますが、気というのは目には見えないけれど身体中をグルグルとまわり、体内の臓腑・器官の活動を助けたり、血をめぐらせたり、外部からの侵入を防いだり、体温を保ったりする働きをします。

自分に気は足りているのかどうか、気の量を測る装置はありませんが、不足のサインを見ることはできます。
舌が大きく厚ぼったく周囲に歯形がついている。風邪を引きやすい、声が小さく力がない、かったるく疲れやすいなどなど。

 

もともと気が少ないタイプの人は、貴重な気の無駄遣いをしないよう心がけるといいですね。

 

貝原益軒は養生訓でこのようなことを書いています。

「人に対して喜びや楽しみを強く表すと気をむだ使いして気がへってしまう。
心を静かにして騒がしくせず、ゆったりとして せまらず、
気をやわらかにして荒くせず 言葉を少なくして声を高くせず、
大笑いせず、いつも心を喜ばせて むやみに不平をいって怒らず、
悲しみを少なくし、どうすることもできない失敗をくやまず、
過失があれば一度は自分をとがめて二度と悔やまず、
ただ天命にしたがって心配しないこと。」

 

言葉を慎むとか、あまり感情をあらわにするなとか、忘れかけていた昔の日本人の理想像という感じで、今読むと、ちょっと新鮮な感じがしませんか。

性格も体質も千差万別なので無理をしないのが一番です。

 

「気」は量は十分にあっても、流れずに滞ると、これも身体にとって害になり妊娠しにくくなります。そのことはまたの機会に。。。

" "