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気の働き その4

「気」が不足し とどこおると、身体には様々な悪影響が出てきます。
「気」には5つの作用があります。
少し面倒だと思われるかもしれませんが、妊娠しやすい身体づくりのために、是非知っていただきたいので、ひとつずつご紹介したいと思います。

気の働き その4

《 固摂作用(こせつさよう) 》

身体にとって大切なものが外に漏れ出ない様に固め、身体に留める働きが固摂作用です。

身体に不要なものを積極的に外に出すデトックスなどはよく行われますが、逆に大切なものは外に出ないよう身体に留める、というのも実は重要なことです。

固摂作用がうまく働かず体液が漏れ出ると尿失禁、内出血、よだれ、早漏、多汗、寝汗などになります。

内臓が重力に逆らえず外へ出てくれば、脱腸、脱肛、子宮脱、また流産の原因にもなります。

妊娠とは、胎児+胎盤+羊水で最終的には5~6キロもの重さになるものを10ヶ月お腹に収めておくことです。

そしていざ出産となれば、直径10センチにもある赤ちゃんの頭を 全力でいきんで外に出さなくてはなりません。

実に大変な作業ですから、産後は、尿失禁、脱肛、子宮下垂、子宮脱などに悩まされる女性も多く、これらはみんな「気」の固摂作用に関わる症状です。

早産、流産、産後の悩みなどを予防するうえで「気」の固摂作用は大切な役割を果たすのです。

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妊娠しやすい体づくりには養生が欠かせません。
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